繊維新聞2月14日
病気の療養生活はつらいもの。気分もついふさぎがち。そこで身に着けるもので、少しでも快適に暮らしてもらおうと「工夫ベスト」と「バンダナ帽」が登場した。

生き生き着マネジャーを自認している、メディサイト(大阪市)の松村敦子さんが、入院生活を送る患者などの意見をくみ取りながら開発したもの。

工夫ベストはパジャマの上からふんわり羽織れる製品で、バンダナ帽は抗がん剤の影響で脱毛した患者のために、おしゃれな帽子の提供を狙った。いずれも実用新案を登録している。

工夫ベストの素材は、ポリエステルのキルティングで、裏地はフリース。表地には点滴や血液採取などに備えて撥水加工を施してある。

特徴は
 @肩幅調節ゴムにより、伸ばしてかみしも風に肩を温めたり、締めて若々しく着られる
 A胸元をふっくら覆うちびポケット付き
 B袖ぐりを大きくとってあり、着脱しやすい
 Cウエスト調節ゴムで、ゆったりはける
 Dマジックテープ付きの大きな両ポケットがあるな
ど。また、背中には「ホカロンポケット」が付けてある。

色はピンクとオフホワイト。サイズはM-L。車いす、洋式トイレに便利なショート丈にしてある。価格は5900円。

一方、バンダナ帽は「人生遊ぼう、楽しもう」をコンセプトに開発した。襟足にある結び部分であるしっぽの引っ張り具合で、自由に調節できる。このためすっきりかぶったり、ふんわりかぶったりすることが楽しめる。

素材はコットン98%、レーヨン2%。コットンは世界初のキチンキトサン繊維であるクラビオン・コットンを採用。地肌に優しく、活性を促す特徴があるほか、抗菌性・防臭性を持たせてある。

色は黒、茶、赤、ベージュ、ピンクの5色。サイズは男女兼用のフリーサイズ。価格は税込み1890円。

商品は昨年末から大阪医療センター(国立)、住友病院などの医療機関でスタート。また、東京の松屋銀座本店7階のユニバーサルスクエア「あったか特集」でも売られている。

病院見舞いにもうってつけの商品という。

メディサイトの連絡先はTEL06(6243)2993。